昆布の佃煮
昆布の佃煮の作り方

昆布でだしを取った後の昆布は、どうしていますか?
捨てちゃう!という意見も多くありましたが、もったいない

だしを取った昆布には、まだうま味や栄養が残っています。
だしを取り終わった昆布は何回分かを冷凍して取っておき、昆布の佃煮にしましょう。
でも昆布の佃煮って作るの大変そうだし、圧力鍋で作らなくちゃいけないの?と思っていましたが、
昆布の佃煮の作り方を調べてみると、普通のお鍋で簡単に失敗なく作れるレシピがたくさんありました。
昆布の佃煮の作り方は栗原はるみさんのレシピが人気

昆布の佃煮の作り方を調べてみると、料理研究家の栗原はるみさんのレシピが人気のようですね。
まずは、栗原はるみさんの昆布の佃煮の作り方で作ってみたいと思います。
【材料(作りやすい分量)】
・刻み昆布…1袋(43g)
1回目の調味料
・しょうゆ…大さじ3
・みりん…大さじ3
・酒…大さじ2
・砂糖…大さじ2
2回目の調味料
・しょうゆ…大さじ1
・みりん…大さじ1
・砂糖…大さじ1
【作り方】
1、刻み昆布を水に15分ほど浸けてやわらかくします。
2、小鍋にしょうゆ・みりん(各大さじ3)、酒・砂糖(各大さじ2)を入れて煮立たせます。
やわらかくした昆布を加え、弱火で水分がなくなるまで15分ほど煮込みます。
3、汁が少なくなったら、しょうゆ・みりん・砂糖(各大さじ1)を加え、煮汁がなくなるまで5~10分煮たら、昆布の佃煮のできあがりです。
作り方のポイントは、調味料を2回に分けて入れることです。
こうすることで、昆布に味がしっかり染み込み、味の調節もしやすくなるということです。
初めて作る人でも、失敗しない作り方として人気があるようです。
では、この作り方で作ってみたいと思います。
本来はだし昆布を刻んで作りますが、だし昆布がたまっていないので、刻み昆布をつかってみました。
使った昆布は「松前昆布」

これを水に浸けて、戻します。
15分浸けておいた昆布はこんなに膨らみます
かなりネバネバがすごいです!
鍋にしょうゆ・みりん(各大さじ3)、酒・砂糖(各大さじ2)を入れて煮立たせたら、戻した昆布を入れて煮ます。
このネバネバは煮込んでいくうちに、なくなっていきました。
量が多かったので、中火くらいで15分以上はかかりました。
煮汁がなくなったら、しょうゆ・みりん・砂糖(各大さじ1)を加え、煮汁がなくなるまで煮ます。
出来上がった昆布の佃煮はこちら↓
仕上げにゴマを振ってみました!
出来立てはごはんにのせていただきました。
そのまま食べるとしょっぱいですが、ごはんにのっけてちょうどいいです。
出来立てはしょっぱいのですが、翌日は味が落ち着いてきて、ちょうどいい味になりました。
圧力鍋でなくても、十分やわらかく出来上がりましたよ~

昆布の佃煮の作り方でいちばん簡単な方法は?

昆布の佃煮の作り方でいちばん簡単な方法は、“めんつゆ”を使うことです。
お使いのめんつゆの濃さによって、水の分量が変わってきます。
味見をしながら、昆布を煮ていくといいですね。
基本の昆布の佃煮が作れるようになったら、唐辛子や山椒をいれて、お好みの味にしてみましょう。
薄切りのしょうがを加えて煮込んだり、細切りにしたゆずの皮をトッピングすれば、風味のアレンジになります。
隠し味に梅干しの種を入れると、程よい塩けが出て、味がよくなるということでした。
昆布の佃煮の作り方・圧力鍋がなくても柔らかく煮る方法

柔らかい昆布の佃煮を作るには、圧力鍋がないとできないと思っていましたが、お酢を使うと普通のお鍋でも柔らかく煮ることができます。
ポイントは、昆布が柔らかくなってから醤油を入れることです。
作ってしまった佃煮が硬かった場合は、落し蓋をしてもう一度水か出汁で弱火でコトコト煮ると、柔らかくなります。
(柔らかく煮過ぎるとちぎれてしまうので、硬さを確認しながら煮ていきましょう)
(柔らかく煮過ぎるとちぎれてしまうので、硬さを確認しながら煮ていきましょう)
干しシイタケと一緒に煮ると柔らかくなるというレシピがありましたので、作ってみようと思います。
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